新型コロナウイルスによる休業措置で、登校することができなかった３月。「普通に生活できる」ことが、どんなにありがたいことなのかが改めて分かったこの数週間。ある意味貴重な体験をした子どもたちの３学期も、今日で終わりです。
　久しぶりにみんなが集まって、まずは１～５年生の修了式を行いました。代表者に修了証が手渡され、これでみんな晴れて進級です。

　今日の主役は６年生。登校したら、５年生にコサージュを付けてもらい、卒業式が始まります。

　式では、校長先生から、一人一人に卒業証書が手渡されました。自分で漉いた和紙で作った、世界で１枚の卒業証書です。

　感染症対策のため、来賓の数も制限され、簡略化した式ではありましたが、ご来賓、在校生、教職員、そして保護者の皆さんの思いがこもった卒業式となりました。「卒業式が実施できた」ことがこれほどうれしいと感じたことはありません。こんな時だからこそ、人の思いの温かさをより感じることができたのかもしれません。

　最後は、全校でアーチを作ってお見送り。６年生も笑顔で巣立っていきました。

　１～５年生の皆さん。これからの立川小をよろしくお願いしますよ。
　そして、４名の卒業生の皆さん。この１年間、立川小のリーダーとしてみんなを引っ張ってくれて、ありがとう。４人の優しさやかっこよさ、みんな忘れません。中学校へ行っても、自分の道をしっかりと歩んでくださいね。ずっと応援しています。
　卒業、おめでとう！！