2月18日(土)炭焼き体験1
2023年3月3日 12時11分1日目(2月18日)
雨が降りそうな空模様でしたが、雨雲の画像とにらめっこしながら実施することにしました。
この日は、炭焼きのメインの活動になります。
町内から合わせて5組の親子と国際交流協会から5名の外国人のみなさんに来ていただきました。
また、会場には知人からこの日のために寄贈いただいたバルーンアートが飾り付けられ、雰囲気を盛り上げていました。
参加者で自己紹介をした後、さっそく炭焼き体験の開始です。
木炭、竹炭、もみがらの燻炭の3種類の炭と、家庭から持ち寄った果物等で飾り炭を作ります。
最初に、ブリキの缶に飾り炭用の材料を入れていきます。
ミカン・バナナ・サツマイモ・カボチャ・イガグリ・マツボックリ・・・いったいどうなるのでしょう。
続いて、木炭、竹炭、もみがらの燻炭の準備です。
前日から地域の方がドラム缶の窯を設置していただいたおかげで、手際よく作業に入ることができました。
木炭と竹炭はドラム缶を使って作ります。ドラム缶の中にそれぞれ木材と竹を入れ、間に飾り炭用のブリキ缶をはさむようにして入れていきました。
続いて、たき口を作って材料の手前に火をつけます。
ドラム缶の中の材料に火が燃え移るまでがなかなか大変でした。
参加者で交替しながら焚口付近を煽ぎ、火の勢いを強めていきました。
火をつけてから2時間ほどでようやくドラム缶の中の材料に火が移り、あとは気長に待つだけになりました。
もみがらの燻炭の方は、地面に掘った穴にもみがらを入れ、火をつけ、熾火ができたところへもみがらをかぶせ、火を広げていく作業になります。農家の方は、昔からこのやり方でもみがらの燻炭を作っておられるそうで、作り方やその使い方など勉強になりました。
ちなみに画像に移っている煙突のような竹の仕組みは、木酢液、竹酢液を取るためのものです。
その場で煙が竹の筒を通る際に冷やされて、ポタポタと液になって集まっている様子を見ることができました。
お昼は、地元の方が用意してくださった材料で、焼き芋、鮎飯、おにぎり、ピザを楽しみました。
自然の中でみんなで食べるご飯は格別の味でした。みんなの笑顔もはじけます。
焼き芋は、ベニハルカという種類の芋を使っていて、焼き上がりがホクホクで、大学芋のような味と甘さでした。
お昼を堪能した後は、今後の予定の確認です。
当初は、翌日にでき上った炭を取り出す予定でしたが、明日は雨予報。そのため、予備日の24日(土)に炭の取り出し作業を行うことにしました。
ドラム缶の火はずっと焚いておかないといけないので、地域の方がこの日は夜遅くまで火の番をしていただきました。
陰で支えていただいている皆様にも本当に感謝です。